今回の工事は、既設の鉄製である古いガスバルブをポリ製のボールバルブというバルブに入れ替える工事であります。
見てわかる通り根っこが非常に多い現場であります。
ガス管の口径といえばφ７５であります。
根っこが多いため、掘削は非常に手応えがあるものの、根っこのおかげで土の崩落の不安がなくて済みました。
このバルブの両サイドを専用の工具で切断し、縁が切れた状態で人力によって撤去しました。昔の頑丈な鉄製のものなので思っていた以上に非常に重かったです。
撤去が完了したのち、既存の管に新設するPEP管を接続していきます。
継ぎ手をつけてボールバルブという新しい機能性に長けているポリ製のバルブを設置していきます。
いわゆる、道路から敷地内に入ってすぐの仕切弁のような機能を果たします。
昔の配管方法はほとんどが鉄管であり、ネジを立てて工具を使用してネジを締める方法でしたが、現在はこの耐震性つまり地盤沈下にも耐えられる管になりつつあります。
この新しい管といえば、施工方法が従来のネジをねじるのとは異なり、融着という考え方で施工していきます。
高圧な電流を流して管と管を継ぎ手を介して接合していくのです。
ネジ部分がないだけでも漏れのリスが減るのはもちろんですが、腐食リスクも軽減されるのです。
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