水道工事
水道工事には大きく「給水管引込工事」と「屋内配管工事」があります。
「給水管引込工事」
道路の配水管から敷地内の水道メーターまでの工事のことです。
給水管引き込み工事では水道管が必要な土地に面した道路に埋設されている水道管から宅地の敷地内に水道管を引き込む工事をします。
業界内では「水道取出し工事」と呼ばれています。
この工事は道路の配水管(水道本管)から水道管引き込み後に止水栓や水道メーターを設置し、無事に作動することが確認できれば工事は完了となります。
「屋内配管工事」
水道メーターから風呂やキッチン・給湯器などの水回りまで配管を伸ばして接続する工事で、蛇口や止水栓もこの工事で設置します。
建物の各場所の蛇口から漏水がなく、水が使用できれば工事完了となります。
水道管引き込み工事について
水道を敷地内に引き込む時の引込管の太さ（直径）は一般家庭なら13ミリか20ミリと決まっています。
水栓数が多かったり、宅地内に水量を大きく費やす機械などがあれば25ミリの場合もあるようです。
昨今では20ミリが一般的となっており、水道局も水道業者も20ミリを勧めています。(水栓数９個程度が許容範囲内)
近年では分譲地などである１人所有者が水道管を引き込んでおり、後に土地を購入後、所有者に分岐を求めた所、断られた。などの事例もございます。
水道工事を行いたくても行えない場合もございますので計画と調査をしっかりと行う必要があります。
水道管の引き込み工事は相場が決まっており、値段の変動がないです！
どの業者に依頼してもそれほど費用に差がないので、大幅に値引きをしてもらうことはほぼ不可能と考えて良いと思います。
裏を返せば大幅に安い・高い業者は何かしらの原因があること間違いなしです。
上記のような給水管にまつわる工事は、指定給水装置工事事業者（市の指定を受けた水道工事店）に依頼し、工事を行う事となります。
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