本日は小田原市内にある工業団地内の工場にて工事を行いました。
工事内容は夏になると建物のコンクリートが暑くなりすぎてしまいエアコンが全く効き目がないという悩みがございました。
そこで屋上に水を撒くことで建物の温度を冷ます方法を採用し工事となりました。
ずっとホースで水を撒くわけにもいかないので、新たに水道管を配管しスプリンクラーという装置を使って広域の範囲に水を散水します。
まずは今まで屋外の散水栓に繋がっていた管から分岐させます。
この時HIVPφ２５という塩ビ管を使用します。
建物側面およそ１０メートルほどの配管をして行きます。
約２メートルに１箇所の間隔で支持金具にて支持をして行きます。
また、高所作業車を使用して作業員・歩行者、そしてお客様工場の安全確保をきっちりと管理して行きます。
実際に屋上に入り、まずはバルブ、空気圧を抜く弁を設置後、バイパスを組むように循環させるように配管をしました。
そして、こうして全てのスプリンクラーが反応をして水を噴水します。
実際の動画を見てください。
動画を見ていただけるとわかるように水道管は全て循環している状態です。
こうしてスプリンクラーが噴水することで屋上から建物の温度を下げて行き、
中のクーラーの温度効き目をよくして行きます。
こうして屋上全体が水で覆われ建物の温度は３〜６度ほど下がるそうです。
あとはこの足の役目を果たしているコンクリートのブロックの間隔が２メートルピッチなのですが、これを１メートルピッチに変更する予定です。
これで暑い夏も乗り越えていただけそうです！
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