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開削工法による下水道管及び給水管取出工事

小田原市栄町に位置する国道と市道の交差する竹の花という交差点付近にて道路横断大規模道路開削工事を行いました。

 

 

 


工事内容としては下水道と給水管の2つの管を宅地内へ引き込む工事です。

 

この道路は3車線であり歩道も広く、また交通量も非常に多い道路であり歩行者の安全確保はもちろん通行車両の通行にも十分に配慮する必要がありました。

 

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まず、宅地内のコンクリートを壊し、同時に掘削と進んでいくためにアスファルトおよびコンクリートをエンジンカッターにて道路・歩道・宅地の構造物を切断します。

 

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道路は日中大変多くの車両が通ることから、アスファルト切断工は夜間に行うことにしました。アスファルトカッターは道路横断を要するため交通量の少ない夜間工事とし、同時に交通誘導員の配置をし、しっかりと安全確保にも努めました。

 

 

1日目

 

1日目の作業は宅地側の道路に埋設されている水道本管を探し、給水管を宅地内へ配管(いわゆる、取り出し工事/引き込み工事)する工事です。また、道路の反対側に埋設されている下水道本管に向かって下水道管を埋設工事と同時に宅地内の下水道管を立ち上げて、公共マスを新設する工事です。

 

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画像の通り、自社のバックホウと自社のダンプトラックを使用して道路を計画通り掘削して行きます。

 

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道路内には電気・ガス・電話など非常に多くの管が埋設されていて掘削は大方はバックホウを使用しましたが、事前調査でわかっている他の管については人力掘削にて安全を確認してから掘削していきました。

 

 

画像の通り水道本管にサドルを装着して穿孔機によって穿孔(本管に穴を開ける)し分岐させます。

 

この時、水圧にて水漏れチェックも行います。

 

 

また掘削の深さが1.5メートル以上になるときは土止め支保工という施工を行います。掘削した両サイドから崩れ落ちることを防止する為に矢板を用いて内部に水圧サポートにて緊圧させます。

 

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先ほどの道路から分岐させた水道給水管を縁石下部より貫通させて宅地内配管をします。

 

栄町という土地でも掘削深さ1.5メートルを超えると水が湧いてきます。

 

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次に工事2〜4日目に行う下水道管取り出し工事に向けて宅地内から配管しております。その為、1日目の工事として宅地から下水道管を配管するという工事です。

 

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水道給水管の隣に下水道管VUφ200(付設している管はφ150)の管を立ち上げて、公共マスの設置をしました。

 

 

 

2日目

 

2日目の作業は前日に道路の宅地側から配管した下水道管を道路の真ん中に位置する箇所を掘削し当該箇所まで配管延長する工事です。

 

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多くの障害物があるため、障害物を避けるようにして下水道管を配管していきました。この日の工事は下水道管の延長のみです。

 

 

 

3日目

 

3日目の作業は下水道管と下水道本管接続工事です。

 

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画像は道路下約2.5メートルほどの深さに埋設されている下水道本管(コンクリート製)に、穴を開けた状態です。

 

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下水道本管に専用のジョイント材料をつけて、前日・前々日と配管を伸ばしてきた下水道管と接続しました。

 

 

4日目

 

4日目の作業は1日目の宅地内の埋戻し・転圧工事になります。

 

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1日目に施工した公マス新設工事と水道給水管引き込み工事した給水管(止水栓)部分を埋戻し・転圧していきます。

 

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計画通りの骨材で埋め戻し、自社の転圧機械にてしっかりと転圧しました。

 

そして、定められている深さで表示シートを埋設しました。

 

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最後は、アスファルトにて敷均し転圧を行い仮復旧工終了です。

 

これにて、下水道取り出し工事および給水管取り出し工事を無事完了しました。

 

現状ではアスファルトを敷いておりますがこれは仮復旧工事であり今後一定期間を養生して後に再びアスファルトを剥いで本復旧工事を行います。

 

 

 


この道路は昼夜共に大変多くの方が通行する為、多くの方に多大なるご迷惑をおかけしていますが、ご理解ご協力していいただきありがとうございます。

 

また数日後に工事を再開する予定でございますので引き続きご理解のほど宜しくお願いします。

 

 

 

 

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