栄町一丁目にある富岡建設様に隣接する私道にて配水管改良工事・ガス低圧支管布設・下水道・雨水本管布設及び各種引き込み・切り替え工事を行なっております。
役所指定の管材を元に施工する為、今回の配水管はポリ製の管を使用します。また、ガス低圧支管もポリ製の管になりますのでガス水道同時に配管していきます。
そして、現状では私道部分は砂利道なのですが、最終的には分譲地を４区画造成し、アスファルトにて全面舗装仕上げをします。
まずはじめに、管末部分に仕切弁及び泥吐き管をライニング管にて配管します。ハイピット設置後に鉄蓋を設置しました。
富岡建設様曰く、この土地は小田原市内でも有数の古い管が布設されているとのことで、今は使用していない管はじめ歴史ごとの管が何種類も出てきました。
約６０メートルほどの管布設工事なのですが、ポリ製の管は鉄管と異なり施工は比較的簡易的であります。しかし、この管は耐震性と耐久性に長けております。
画像の通り、ガス管が１０センチ下に布設し、上部に配水管を布設しました。
画像は接続部になります。既設の仕切弁に新設した管を接続し、最終的に切り替えとなります。
この管の接続方法は特殊で、
EF（エレクトロフュージョン）接合という方法です。
電熱線を埋め込んだ継手に管を挿入した後、コントローラから通電して電熱線を発熱させ、継手と管の樹脂を加熱溶融して接合する方法です。
管と継手が組織的に一体化し、管体部と同等以上の接合部強度を発揮するため、信頼性の高いパイプラインが構築できます。
弊社ではガス・水道と両方の機械を複数台自社にて所有している為、このような本管工事も施工することができます。
上記の本管を布設した際に、現在水道を使用されている方のメーターまでの部分に関してもステンレス製の管に切り替えるという工事も含まれている為、取り出しという作業(本管から各家まで引き込む)をおこないました。
取り出しをした管はメーターと既存のメーターと接続します。
そうすることで既存のメーターを使用して新しい管の水を使用できるようになります。
今後、下水道本管布設工事・雨水本管布設工事の作業に入ります。
画像の土地が４つの分譲地に造成されます。
残りの作業では雨水マスの新設工事や下水道マンホールの設置工事など土工事メインとなり、さらに重機の搬入搬出が頻度を増すと思われます。
まずは、安全第一に。
お客様・近隣の皆様にはご不便おかけし大変申し訳ございません。
ご理解いただき感謝申しあげます。
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