ガス工事の種類
ガス工事は、新築の際にガス管を宅地内に引き込む際や、増改築をしたときに既設のガス栓を増やしたい場合、ガス栓を新しいものに取り替えたい場合に行います。
増改築した場合には、既設のガス管を延長もしくは分岐させたり配管ルートの変更などを行う必要があります。
またプロパンガスから都市ガスへ切り替える場合、新築同様に、宅地内へ新規にガス管の引き込み工事などを行う工事になります。
住宅建築~大規模な公共工事まで対応する技術力
<ガス栓増設工事>
「ガスヒーターやガスストーブを使いたいけど、部屋にガス栓がないから使えない」など思っている方もいらっしゃると思います。
しかし、ガス栓を増設することで、ガス機器を使用することが可能です。
「ガスの増設」と聞くと複雑な工事を要すると思われがちですが、既存のガス管から分岐して、ご希望のお部屋にガス栓を「カンタン」に増やせます。
■フレキシブル配管工法
・いろいろなお部屋に取り付け可能
フレキシブル配管は、天井や床下、壁の中など、狭いスペースでも配管できます。
・見えない配管で、外側スッキリ
壁内を通す配管なので、仕上がりは表から見えません。
・工期もスピードアップ
ガス管取り出し部からガス栓まで、継手を使用しないため、スピーディーな施工が可能
・耐久性に優れている
耐久性に優れたステンレス製です。
<ガス管の引き込み工事>
お客様のご自宅前の道路に埋設されている本管から敷地の境までのガス管のことを取出管と言います。
都市ガスを使用する際に宅地内に都市ガス供給管がない場合は新規でガス供給管を引き込む必要があります。
■ガス管の引き込み工事費用
都市ガスの引き込み費用は、道路内部に埋設されているガス本管と宅地が非常に近く、本管の埋設深さも浅い場合には10~20万円が相場と言われています。しかし、道路が市町村もしくは県道・国道などの道路かつガス本管の埋設深さが深いなどの条件ですと、50万円を越すケースもざらにあります。
<ガス管切り替え工事>
都市ガスの場合、道路に埋設されている都市ガスの導管から新規にガス配管を引き込み、既設のガス配管に結ぶことで、プロパンガスから都市ガスに切り替えることができます。
■メリット
1.ガス代が安くなる
プロパンガスから都市ガスへと切り替える一番の理由は、「ガス代が安くなる」
2.ボンベスペースがすっきりする
プロパンガスは、敷地内にプロパンガスのボンベを設置する為、ガスボンベは場所もとりますし、スペースが有効活用できません。
しかし、都市ガスはボンベを置いておく必要がないため敷地が有効活用できます。
3.ボンベ交換などのわずらわしさがない
プロパンガス利用者の中には、ガスボンベの交換に人が来るのが嫌だという方もいます。
■プロパンガス
都市ガスに比べると災害時の復旧が早い
都市ガスと比べると料金は割高なケースが多い
■都市ガス
基本料金はプロパンガスに比べると安く、安定している
プロパンガスのようにガスボンベを置く必要がない
プロパンガスのようにガス切れするということありません